明知大学校 MYONGJI 高野圭介 |
|
---|---|
「ミョンジ-」 | 韓国に囲碁大学へ訪問が出来ると、 武知さんからの嬉しい知らせが来た。 ソウル郊外のキャンパスは雪が積もっていて、 白い息を吐きながら車から降りた。 囲碁大学は「明知大学校」(ミョンチ・テハクキョ)で、 一口に「ミョンジ-」と、呼んでいる。 更に詳しくは 「明知大学校・芸体能大学囲碁学科」 MYONGY UNIVERSITY Dep.Paduk College of Art & Physical Education。 |
南冶享教授と鄭寿鉉教授のお二人に、 懇切丁寧に余すところ無く 全容をご案内いただいた。 在校生は1学年ほぼ20人、全員で100人そこそこ。 韓国人だけでなく、世界各国からの学生もいる。 (上の写真は在校生学年別学生名簿) 多分、英語の出来ない生徒は居ないだろう。 それは 碁の世界との交流が1つの目的でもあるからだ。 もちろん、棋力の向上は当然で、 相当の棋力なのだそうだ。 碁の歴史の学習、 世界各国囲碁界のルールやら、 イベント碁会の持ち方、入門の手ほどきの問題や チェス・ヘックスなど他の盤上ゲームの科目など。 あるいは 身障者の碁との取り組みもあり、 碁自体や碁の周辺のことなど ジャンルはどこまでも広い。 |
|
囲碁のためにある |
今は春休みで、 学生の姿はないが、雰囲気から窺い知る限り、 棋書、教室の設備等々は すべて囲碁のためにあるように充実しているようだ。 語学の学習も実践的なのだろう。 |
実践力も旺盛 | 南冶享教授と鄭寿鉉教授はじめ教師の多くがプロで、 彼らはプロとの繋がりも強い。 如何なる囲碁活動にも手を拱いていたりはしない。 実践力も旺盛で、 いろんな碁の催しにリーダーシップを発揮するし、 アメリカ、ヨーロッパ碁コングレスにもどしどし出掛ける。 |